好きなことで頑張っているもりでも、心が疲れてしまう時はどうする?

あなたは、毎日さまざまなことに取り組んで頑張っていらっしゃると思います。

学びや仕事、趣味にも全力で取り組み、時には人間関係のごたごたなど。

頑張れ頑張れと言われる世の中。
頑張ることは素晴らしいことで、目標に向かって邁進するのは多くの場面で評価されます。

でも、あなたは好きで頑張っているもりでも、心が疲弊してしまうことがあります。

そこには、あなたの価値観にあっていないことを好きと勘違いしていることが考えられます。

人は固有の価値観を持っていて、その価値観に基づいて行動しています

価値観とは、自分にとって大切なことや、正しいと思い重要視していることです。

あなた本来の価値観と合っていないからかもしれません。

そして、その価値観に基づいて、行動や判断をしています。

自分の価値観にあっていることは、自分にとって意味のあることで、やりがいを感じることができます。

そのため、たとえ大変なことでも、心から取り組むことができます。

一方、あなたの価値観にあっていないことは、あなたにとって意味のないことだと認識して、やりがいを感じることができません。

例えば、仕事などで、他の人や世間の期待や「普通」という基準に合わせようとして、あなたが本当に望んでいることとは違う方向に進んでしまうことがあります。

もし、あなたの価値観にあっていると、たとえ、お金が莫大にかかるとか、長期に渡っての努力が必要だとしても、何としてでもお金を工面し、長期の努力も楽しみながら続けることができます。

でも、それがあなたの価値観にあっていないと、たとえお金や時間がかからなくても、すぐに飽きてしまうものです。

そのため、たとえ頑張ったとしても、心が疲れてしまうのです。
無意識のうちに、あなた自身の価値観を後回しにして犠牲にしてしまっているんですよね。

なぜ価値観に合わないことをすると疲れてしまうのでしょう

では、自分の価値観にあっていないことをしていると、なぜ心が疲弊してしまうのでしょうか。その理由は、以下の2つが考えられます。

1. 思考と行動の不一致によるストレス

あなたの価値観にあっていないことをしていると、自分の中での考えや行動が一致していなくてストレスを感じます。

例えば、あなたの価値観は「人の助けになる」なのに、実際には「収入を得る」という行動をとっていると、思考と行動が一致していないバラバラの状態となります。

ストレスは、不安、不眠、疲労、頭痛、イライラ、抑うつ感など心身にさまざまな悪影響を及ぼします。

2. 自分のしていることは無意味ではないのだろうか?というストレス

自分の価値観にあっていないことをしていると、自分の力ではどうにもならないことなのでは?と感じる状態になることがあります。

例えば、先ほどの「人を助ける」という価値観なのに、実際には「人を苦しませる」ような状況にばかり追い込むことをしていると、自分の行っていることは無力だと感じて、ストレスとなります。

無力感に襲われると、絶望感、倦怠感、孤独感、不眠などの状態になることがあります。

価値観にあっていないことをしないためには?

では、自分の価値観にあっていないことをしないためにはどうすれば良いでしょうか?

最も大切なことが、自分の価値観を明確にすることです。

自分の価値観を知らないでは、価値観に合っていないことをしていると気が付くこともできませんよね。

なので、あなたの価値観をあなた自身が明確に認識することで、あなたの本当に大切に感じていることや、正しいと思うことが何なのかを意識することができます。

そして、あなたの価値観を明確にしたら、その価値観に沿った仕事や行動などをするようにします。

それにより、やりがいを感じながら働き行動することができます。

もし、好きなはずで頑張っているのに、なぜか心が疲れていると感じているのであれば、一度立ち止まって、あなた自身の価値観を見つめ直すことが大切です。

あなたがどんなことを大切にして、何を望んでいるのかを考えて、それに基づいて今後の方向を設定し直すことが必要です。

価値観に沿った行動をとることで、心の疲れから解放されて、本当に望んでいる道を歩むことができます。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。


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