好きなことを仕事に出来れば、楽しく飽きずに働くことが出来ると考えられますよね。
でも、多くの人は好きなことを仕事にできていないのが現状ではないでしょうか?
なぜ、好きなことを仕事にできないのか?
好きなことを仕事にしている人との違いは何なのか?考えてみたいと思います。
好きなことを仕事にするために必要なこと
好きなことは、基本的には自分の趣味などですね。
でも、趣味は個人的な楽しみで、それを仕事にするとなると、職業として成り立つだけのスキルや知識、経験が求められます。
それに、社会や企業、時代のニーズに合っていないと、仕事として成立しませんよね。
そのため、好きなことを仕事にするには、その好きなことをとことん追求して、好きなことに関するスキルや知識を磨き、社会のニーズに合わせて仕事にしていく必要があります。
だから、好きなことだけで仕事を選んだとしても、更に、自分のスキルや知識、経験、ニーズなどを合わせて考えて、仕事を選択する。または、仕事にしていかなければいけなくなります。
そこで、「好き」という感情を育てることも大切になります。
好きな仕事の中にも、嫌いな仕事が必ず出てきます。
自分の好きなことを、さらに突き詰めて、専門的な知識やスキルを身につけなければいけません。
例えば、
知らない人の中に入って行くのが苦ではないので、営業が大好きで大得意な人がいたとします。
その人が、営業をするために、どこかの企業に入社したとします。
でも、営業するための資料を揃えるために、PCを使わなければいけなく、PCがとても苦手だったということがあり得ます。
そんな時、それでも、その商品を売りたいからPCを覚えて、他の人には作れない資料を作ってみせる!と、営業が「好き」という感情が持続すれば良いのですが、その「好き」が低下して、その商品を売るのが嫌になるというのでは、話になりませんね。
なので、「好き」を育てていくことが重要で、また、その営業をすることで、自分の価値観にどんな良い影響を与えるのかを見つめ続けることが大切です。
「好き」を育てることで、自分に自信がもてる
そのように、好きなことに理解が深まると、自分に自信も出てきて、その仕事をする上でのやりがいや、情熱も高まります。
また、専門的な知識やスキルが上がると、好きなことを仕事にしていく、その仕事の幅や可能性も広がります。
先ほどの例で例えると、始めは企業に所属して、会社の都合の良い商品の営業を行っていたとしても、仕事の幅や可能性が広がると、自分の会社を立ち上げて、自分の望む商品を作成し販売を開始するということにも繋がっていくことでしょう。
好きなことを仕事にするのは楽しいことばかりではなく簡単でもありません。
でも、好きでもないことを生活のためだけに、「仕方ない」と考えながら行っているよりも、「好き」を育てながら仕事をしていくのとでは、人生における楽しみも大きく異なります。
あなただけの価値観を明確にして、好きを広げていきましょう。
好きなことだけで仕事は選べない。
「好きの虫」を育てることが
仕事の醍醐味になるのだ。立川談志
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
※こちらでも聞けます。
関連記事