あなたが人に教える時や、自分で何かをする時には、「確信」を持つことが重要と言われます。
しかし、確信を持ったばかりに、傲慢とも言える状態となり、謙虚さを失うことがあります。
確信の重要性と確信を持つために大切なことは?
確信を持つことは重要です。
でも、それで謙虚さを失ってしまっては、それは確信とは言えずに「慢心」となります。
確信とは、ある事柄に対して、疑いを持たない強い信念のことです。
確信を持つことで、目標に向かって前進する力や、困難に立ち向かう勇気が生まれます。
しかし、確信を持つというのは自信がないと、なかなか持てるものではありません。
確信をもつためには、ある程度の知識や経験をつけることが必要になります。
また、確信を持つことで、自分の考えに固執して、他の人の意見を受け入れられなくなってしまう危険性があります。
自分の知識には限界があって、他の人から学ぶことが多いということを忘れてはいけないのです。
そんな謙虚な姿勢がない確信は、新しい情報や他の人の意見を受け入れられず、自分の意見が絶対であると慢心になってしまうのです。
そんなふうに、周囲の人々の意見や批判に耳を傾けなくなると、失敗や挫折につながる可能性が高くなります。
なので、謙虚な心を忘れずに、常に学び続ける姿勢が大切なのです。
謙虚さがないために考えられるリスクは?
謙虚さが無いと、あなた自身や社会にさまざまな危険をもたらす可能性があります。
人間関係が上手くいかなくなる
謙虚さは、友人など社会でのコミュニケーションや協力、自信の成長と学びの機会を大きく左右し、謙虚さがなくなると、他の人の意見や経験を尊重せず、自分の意見や考えが絶対的であると考えてしまいます。
こんな状態が続くと、話をしていても会話が通じない。または、ギクシャクしてきます。
そして、相手との信頼関係を失うこともあります。
個人の成長の妨げになる危険性がある
謙虚な姿勢を持つと、新しい知識や経験を受け入れて、常に学び続ける姿勢を保つことができ、自らを向上させる原動力となります。
でも、これがない場合、自分の限界を超えることが難しくなります。
過去の成功体験に固執し、新しいアイデアや方法を受け入れないことで、個人のスキルや能力の向上が妨げられてしまいます。
学び続けることで、自分の考えや行動をより良いものにすることができるのです。
周囲の人々の意見や批判に耳を傾けなくなる
自分の判断が絶対的に正しいと信じて、他の人の意見や警告を無視してしまい、間違った道に進む可能性が高まり、深刻な結果をもたらすことがあります。
更に、人の意見を聞く時に、敵意を持って受け止めたりすることにも繋がります。
そのため、周囲の人々の協力を得ることができず、目標などを達成しにくくなります。
このように、謙虚さの不足は人間関係だけでなく、社会や所属している組織などにも重大な問題を引き起こす可能性があります。
謙虚さがないと、組織内での協力が必要な場合、メンバー間で意見の対立が増え、業績に悪影響を及ぼすこともあります。
また、社会全体で謙虚さがない場合、自分と違ったや意見を持つ人々との協力が難しくなって、対立や分断が生じやすくなります。
そのため、あなたの価値観の中に、謙虚さを重要視して、日々の行動にいかすことが大切です。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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