社会生活が嫌になって自宅に引きこもって生活したいと思ったとしても、気になるのは、まず生活費ではないでしょうか。
ガッツリ貯めてから引きこもろうとしても、それじゃあ定年まで出来なくなってしまう可能性が出てきます。
突然の病気や解雇により、予期せずに気力がなくなり引きこもりになった場合、どうやって乗り切れば良いのでしょう。
傷病手当金を受け取る
在職中に病気やけがで傷病手当金を受け取っていた場合、退職後も一定期間は傷病手当金が受け取れる可能性があります。
傷病手当金とは、業務外の理由による病気やけがで休業している期間に、仕事に就くことができない場合、健康保険組合等から給付を受けることができる制度です。
ただし、自営業などで健康保険組合に加入していない場合には、この制度は使えませんので注意が必要です。
支給開始から最長1年6か月が支給期間となりますので、退職により被保険者の資格が亡くなった場合でも、退職当日の前日まで1年以上継続して被保険者の資格があり、傷病手当金の給付要件を満たしていれば、引き続き給付を受け取れる可能性があるということです。
ただし、業務の引継ぎ等により、最終日に出勤した場合は対象外になりますので注意が必要です。
退職金を有効活用する
退職金とは、退職時に雇用者から労働者に支払われる金銭などです。
金銭などと記載したのは、私の友人が退職した際、企業の商品が退職金だったと聞いたことがあるので、そういうこともあるのかと妙に納得したことがあるからです。
不動産や生命保険のようなものなら良いのですが、車や電化製品などをいただいたら、それを細々とお金に換えるのも大変ですよね。
でも、その作業が好きな人もいらっしゃるので、それはそれで楽しいかも知れませんね。
どちらにしても、退職金制度がある会社って良いですよね。
憧れでした。
長年働いて頑張ったからこそいただけるものですよね。
ドッサリといただいた場合は、それを元手に資産運用して、利息を活用して引きこもり生活をするのはいかがでしょう。
良いですね~。憧れですね~。
求職者給付を受け取る
求職者給付とは、会社の雇用保険に加入していた場合、政府やその関係機関から雇用保険の加入年数や離職理由により、一定期間、給付が受け取れる制度です。
求職者給付ですので、ハローワークで手続きをし、求職活動を行うことが条件なので、引きこもりたいからと言っても受け取れません。
失業状態などの申請が必要なので、定期的にハローワークに出向かなければいけません。
それに、受給額は退職前の6か月間の給与総額を基に賃金日額が算出され、その50%~80%が基本日額になります。
なので、退職前の収入額を想定していたらガッカリすることになり、また、受け取れる期間はそんなに長くはありませんので、給付を受けている期間に、就職先を見つけるか、他の収入源を見つけておかないと大変です。
また、アルバイトなどを行うと、その分は当月の支給額から引かれます。
私は、求職者給付の受給期間が長くあったにも関わらず、ダラダラとやる気のない生活を送っていたので、あっという間に受給期間が終わり、途方に暮れることになりました。
両親や親せき、友人のお世話になる
ご両親がいらっしゃる場合は、しばらくの間、お世話になるのが良いと思います。
やる気が出るまで、外にでられるようになるまでなど、ひっそりと家の片隅にでも住まわせてもらえるようにお願いするのもアリだと思います。
私は、やる気が出ないなどは、たとえ、医師の診断がなかったとしても、一種の病気だと思っています。
本当に苦しい期間です。
そんな時、一人になった場合は危険です。
ご両親などの肉親だとしても、人と接することにより、社会に出ていくことが早くなるかも知れません。
余計に追い込まれる可能性もあるのかも知れませんが、生きるためです。
そこは謙虚になってお願いしましょう。
その場合は、当然ながら、我がままはいけません。
いただいた恩に感謝して、ひっそりと次のステップまで過ごしましょう。
自宅で引きこもりながらできる仕事を探す
私が引きこもっていた間に、自宅で出来る仕事を探していたのですが、自宅で出来る仕事は結構あるようでないようで、無いようであるようで…です。
お小遣い稼ぎならば、アンケートモニターに登録して稼ぐことができます。
ポイントサイトって手もあります。
また、クラウドソーシングで業務を受注してみる方法もあります。
クラウドソーシングとは企業がインターネット上で業務を発注し、それを見た人が応募して請け負うことで契約が成立します。
文章が書けるならばライターが出来ますし、イラストが得意だったら、イラストを提供できます。
画像などを駆使してバナーなどを制作する、翻訳するなど、様々な種類があります。
想像したら楽しくなりませんか?
でも、どれもこれも、結局はやる気があるかどうかなのですよね。
焦らずに一歩一歩進んでいきましょう。
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