ご自分の行っている仕事や、あなた自身を「これで良いのかな?」って思ったことはないでしょうか。
私は毎日毎時間、毎秒のように思っていました。
でも、ある時、気がついたのです。
どんな状態だったとしても、これが私の価値なんだって。
何に価値を置くのかは人それぞれ
何をやっても上手くいかず、良かれと思って行ったことが、いつも裏目に出ていました。
そして、どんどんどんどん自分の首を締めあげて行っている状態になっていました。
いつの間にか、そんな状態が「当たり前」となり、自分は何をやってもダメだから、どこに行っても何の役にも立たない人間なんだって思っていました。
仕事に行っても、何をするでもなく、ボーっとしている時間が増えて、自分のぎょむ以外の事でも何か仕事を探して行ったとしても、他の人にとっては「当たり前」なので、また役に立たないんだなって感じるのです。
でも、それらの気付きや行いこそが、価値があることだと気がついたのです。
誰も気が付かないことに気が付ける。
そして、誰から何も指示されていないのに行動に移せる。
それらは、自分自身の素晴らしいところと認めた時、何もしなくても、そこにいて頑張っている姿を見ただけで、自分も頑張ろうって思える、勇気をもらえるって人の存在がいることに気がついたのです。
それは本当に、何かあった時に、必ず手を貸してくれる存在だと認識されていたのです。
それを聞いた時、胸が熱くなりました。
何もしていなくても価値を感じてくれている人がいるんです。
存在しているだけで役に立っている
私は派遣で働くことが多かったのですが、私が勤める派遣先では、なぜか暇なのです。
決められた業務わったら、何もすることがなく、「何かすることありますか?」と聞く日々。
派遣なので決められた業務範囲以外を誰に支持されることなく手を付けることはできません。
何もすることがないと言われると、ただ自習しているのみ。
何のために働きに来ているのか分からなくなります。
その状態でお給料をいただくのが申し訳なく、役にたっていないどころか、余計な人件費を使わせて申し訳ないとさえ思っていました。
でも、私がほんの少ししか働いていないと思っていた、その何でもない業務も社員さんたちにとっては、とても大変な業務で、それを日々把握して行っていることが、とっても助かっていることだったのです。
例えば、データ集計やプレゼン資料の作成をしなければいけない場合、データの扱いが苦手、計算式の入力が分からない。また、プレゼン用に綺麗に見せることが苦手な人にとっては至難の業です。
それが、データの扱いや計算式が得意な人や、過去に同じようなことをしたことがあると、短時間で仕上げることができます。
それらを経験するために使った時間には、それだけの価値があるのです。
どんな経験だったとしても、同じ経験はなかなかできません。
そして、その経験は誰かの役にたちます。
ということは、経験を積み重ねている日々。
そう!存在しているだけで役に立っているんです。
- 私は、生きるのが辛い苦しい時期を超えた。
- 病気をしながら働いて借金を返した。
- 人間関係で様々なトラブルがあったが、今は穏やかな人間関係を築けるようになった。
など
そんな経験があるのだから、これは私にはたくさんの価値があるのだと思えたのです。
それらの経験は、しようと思ってしたのではなく、生きていくうちに起こったこと。
それを、もうダメだと思いながらも超えてきただけ。
そのままの私なんです。
経験は全て、これからの生きていくための何かの伏線になっています。
へんてこな経験をしている私でも誰かの役にたっている。
あなたなら、もっともっと人に喜ばれることがあるはずです。
何をしてもしなくても、そのままでOKなんです。
自分を認めてください。
※ご自分の価値観を見失うと、何をしているのか分からない状態になりがちです。
その価値観とは?
価値観とは?価値観を知ると生きるのが楽しくなります
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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