潜在意識は主語が分からない?その特性を利用するために気を付けること

あなたは、気が付いたら頭の中で、何かに愚痴や文句を言っていることありませんか?

物や他の人のことの愚痴を言っているつもりでも、あなたの意識下では、その愚痴は、あなた自身に向けられたものだと認識されています。

潜在意識は主語を認識できない特性があります

あなたの意識には、顕在意識と潜在意識の二つがあります。

潜在意識は、あなたが意識していないところで動いている無意識の領域です。
反射的な行動や習慣、直感、感情などを支配して、あなたの人格や行動パターンに深く関わっています。

顕在意識は、日頃、あなたが意識している思考や感覚で、論理的な思考を司ります。

潜在意識の大きな特性のひとつに、「主語が分からない」ということがあると言われています。

主語が分からないという事は、他の人に対して否定的な言葉やマイナスな感情を口に出すなど、チラッと考えた時、その言葉が、他人に向けられたものか自分に向けられたものかを潜在意識は区別できないのです。

なので、他人に向けた言葉や思考などは、あなた自身に向けられたものとして、潜在意識が受け取ります。

という事は、他の人に対して否定的な感情をもつことは、あなたがあなた自身を否定していることと同じことになるのです。

例えば、誰かに「何もできない」と心の中で思ったり口に出したりすると、その言葉は潜在意識にとっては、あなた自身に向けられたものとして認識されます。

あなたが心の中で思った「できない」という言葉により、あなたが、あなた自身に対して「自分は出来ない」と言っていることになるのです。

そうすると、あなたが思考して口に出したりする否定的な言葉や感情は、あなたの自己評価や自己肯定感に悪い影響を及ぼす可能性があります。

反対に、前向きな言葉や感情も同じように影響を及ぼします。

他人を褒めることや感謝の気持ちを持つと、潜在意識はあなた自身に向けられたものとして認識されます。

例えば、「あなたは素敵だ」と他の人に言うことで、その言葉を潜在意識は、あなたにも向けられたものとして受け取り、「自分は素敵な人だ」と自分の自己評価を高めることに繋がります。

このように、あなた自身が発する言葉や思考を操ることは、自己改善やなりたい自分になるために重要です。

潜在意識を操るために気を付ける思考のクセ

もしあなたが、悪いほうに考えてしまう習慣があるのならば、その言葉を肯定的な言葉に置き換えるのです。

例えば、「恐怖」や「不安」という、起きていないことに対してのデメリットばかり考えて膨らませる特性があるのならば、代わりに意識すれば良いことは何でしょう?

起きてはいないことは推測です。
推測ではなく見ていくことは「事実」です。

事実を見て、自分の中で見えてくることを肯定的な言葉に置き換えます。

「自分はどんなことがあっても、立ち向かって乗り越えてきた」
「自分には解決できる力がある」などです。

このように、否定的な言葉を避けて、肯定的な言葉を使うことで、自分自身の潜在意識にもポジティブな影響を与えることができます。

また、職場や家庭でのコミュニケーションにおいて、肯定的な言葉を使うことで、人間関係が良好になり、それに伴って、あなた自身の心の状態も健康に保てます

否定的な言葉や感情を避け、ポジティブな言葉や感情を選ぶことで、自分自身の自己評価を高め、良好な人間関係をも築くことができるのです。

潜在意識を活用することで、あなたはより充実した人生を送り、なりたい自分になることができます。

より幸福で満足度の高い人生を送っていきましょう。

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 ⇒変われると分かっているから潜在意識が変わりたくないと拒絶している

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