最近の私のブームから最高価値に生きるということについて、さまざまな想いを抱いています。
今回はそんな話をしていきたいと思います。
一目惚れの片想いから恋人同士になったのに同じ未来を想像できない理由
「美しい彼」というドラマをご存じでしょうか?
平良と清居という高校の同級生の恋のお話です。
平良と清居はどちらも男性。
どうやら、私はBLが好きらしいです。
BLが好きというよりも、誰かを純粋に愛する姿/心が好きなのです。
美しい彼は、高校の底辺で生きているような平良と、圧倒的なカリスマ性と冷酷でクールなキングである清居。
その清居に平良が一目ぼれをして、初めての気持ちに戸惑いながらも清居のために生きていくのです。
シーズン1では、めでたく恋人同士になった2人。
シーズン2では、高校を卒業したあと、一緒に暮らしている2人。
進路と将来に微妙に意識が違っている2人の話って感じです。
シーズン1では、平良目線が多かったのですが、シーズン2では清居目線が多く、クールな清居の平良を想う心が可愛いのです。
ドラマの中で、平良の最高価値は間違いなく清居。
だから、清居と一緒にいるためには、今までの自分だったら諦めていたことにも挑戦し努力します。
自分も何か出来るのではないか?清居のそばに居続けたいと必死になれる。
そんな一途な平良をキモイと思いながらも、好きになっていく清居。
清居は同じ立場で、ずっと一緒に生きていきたいと思っているんです。
でも、平良は元々自分に自信が無かったことに加え、清居を見上げるあまり自分の価値を下げて生きていきます。
だから、清居をずっと見上げているためには同じ土俵に乗ってはいけないと思っているんです。
平良は自分と清居は別世界に生きている人間だとでも思っているのでしょうね。
一緒に暮らしている恋人同士なのに、同じ未来を想像できないというか想像できなくて、そんな道を信じることもできないなんて寂しいですよね。
誰かに心酔した途端、その人の価値観が自分自身にも内在化してしまう
誰かを尊敬するって誰にでもあることです。
でも、心酔しすぎると、その人のプラスの面しか見えなくなり、その人の価値を過大評価するあまり、その人の価値観を自分に取り入れようとします。
その人の価値観に沿って生きれば、自分も同じようになれると勘違いしてしまいます。
自分の中の声ではなく、外の権威に従って生きようとするのです。
それは、人の価値観に従って生きることになります。
あなたの価値観はあなただけのものです。
いくら心酔しているからと言っても、やはり違うのです。
違う価値観で生きようとすると、混乱が起こります。
頭と心が相違しているので行動もチグハグです。
それが続くと、自分自身の中の違和感で頭痛なども起こることがあるのです。
でも、その症状は、「間違っていますよ」というあなた自身の中からの声で助けです。
一緒に進むのであれば、自分のコンフォートゾーンから抜け出すことも必要
「美しい彼」の平良も、清居に近づきたくて一緒に居たくて行動しようとします。
でも、最終的には自分には出来ないという自分自身を矮小化する声が勝って、行動が中途半端になるし、次なる行動にも尻込みしてしまうのです。
自分自身を過小評価しすぎるんです。
でも、人は誰でも崇拝するのは自分自身も同じものを持っているということを知っているし、本当は自分の事も好きなのです。
それなのに、今まで評価されなかった過去にとらわれて、自分自身を信じられなくて自信が持てない。だから自分を出せないのです。
「美しい彼」の平良も、清居といる時間を手に入れ、それを失いたくないばかりに、今の状態で居続けようとします。
人は立ち止まったままで生き続けることはできません。
心酔する人と同じ未来に生きていたいのであれば、同じように進んでいかなければいけません。
自分の眼の前に現れる人は自分を写す鏡です。
行動している人をスゴイと思うのであれば、自分も同じことをしていると気がついてください。
全く同じ行動ではないとしても、違ったことで、大きな行動ではなくても、小さな行動を数こなしているかも知れません。
好きな人、尊敬する人を崇拝しすぎると、その人の価値観を自分の中に取り入れ、人の価値観で生きることになります。
尊敬する人に執着し、失うのが怖くて、自分を低くとらえて委縮して、何も行動できなくなってしまいます。
人は何をしてもしなくても、その存在が愛で素晴らしいのです。
人に合わせて自分を低くするような思考は、本来の自分の価値を想い出すためにもニュートラルに戻しましょう。
そして、人の価値観に生きるのではなく、自分の価値観をあやつって、自分の人生を作り上げていきましょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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