生きていると起こる感情のほとんどは幻想
愛と感謝だけが真実です。それ以外は幻想です。
(ドクター・ジョン・F・ディマティーニ)
生きていると、さまざまな感情がわき起こります。
怒りや不安、悲しみ、恐怖。。。
ジョン博士は、それらは幻想だと言うのです。
私は、最初は納得できませんでした。
意味が分からなかったんですよね。
でも、よく考えてみると、怒りなどの感情は、自分の期待通りにならなかったことで起こります。
自分が重要だと思うこと・自分が価値をおいていることを否定されたら怒るし、悲しくなります。
不安も起こってもいないことを、自分の頭の中で、あれやこれやと考えて勝手に抱え込んでしまって起こります。
現実におこっていないことを想像しているだけで、言ってみれば取り越し苦労です。
とすると、それらの感情は確かに、自分の中で作り出した幻想です。
もし、自分の期待通りにならなかったことがあったとしても、そこから学べることがあります。
どんな嫌なことがあったとしても、必ずそこには感謝できることがあります。
良いことと悪いことは、同時に同じだけ存在しているのです。
愛と感謝を感じているのと同時に不安を感じることはできません。
だから、どんな状態であったとしても、そこにある愛と感謝を見つけていきたいものです。
引きこもり生活をしていた時期も愛と感謝に変わる
私は、ほんの数年前まで引きこもり生活をしていたんですね。
(詳しくは)⇒プロフィール
もう社会復帰は出来ないんじゃないかって思っていました。
その時に、博士を知り、なんだかんだで現在に至っています。
あの時のわたしを思い返すと、いま、生きていることが奇跡です。
そして、あの時期があったからこそ、今があるので、何事もなく過ごせる日常がどんなに素晴らしいものか、当たり前ではない奇跡の日々なのかが分かります。
どんな日常だったとしても、かけがえのない私だけの一日。
わたしの人生の一場面。
人は、楽しみ喜ぶために生きています。
悲しみや苦しみにフォーカスして、そこだけを捉えるのではなく、楽しみや喜びを見つけ出して、そこに思いっ切り愛と感謝を注いでいきましょう。
ただ生まれてきただけだけれど、そこには綿密に計算された大いなるものの計画があるはずです。
自分ひとりだけの命だと好き勝手に扱っていいものではなく、先祖の祈りと大勢の人の想いで支えられている大切な命。
それをこうやって書くことが出来るまでになったということを考えると、引きこもっていた期間すら、愛と感謝の期間に変わります。
良かったを探して過ごす
大昔(1980年代)に世界名作劇場という世界の名作をアニメ化して放送していた番組がありました。
その中に「愛少女・ポリアンナ物語」というお話があったのですが、ポリアンナはどんな状況だったとしても、その中にある「良かった」を探すのです。
まさに、どんなことにも「喜び」が存在しているという考えですね。
そして、ポリアンナは、「無い」ではなく、「ある」と信じて疑わないのです。
だから、良かったが見つかるし、更に、他の人にも「良かった」と感じてもらいたい。
そのために、その人に自分が出来ることは何か?って考えるのです。
しかし、そんなポリアンナは事故で足が動かなくなり、そんな状態で「良かった」なんて探せないと思います。
私が感動したのは、足が動かなくなってどこへも行けなくなったことが悲しいのと同時に
「もう、いろんな人に何もしてあげられない」
と悲しむのです。
ポリアンナにとっては、人のために何かをするのは喜びなんですよね。
それは、「愛」
そして、ポリアンナ自身も多くの人からの愛と感謝を受けて、それが生きる力となっているのです。
「愛と感謝」の循環。
愛と感謝だけ感じて生きていきましょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
※要約が聴けます。
⇒stand.FM(愛と感謝だけが真実です)
※愛と感謝を感じた体験
⇒ディマティーニ・メソッド®︎を体験して起こった変化
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