「自己啓発」「自己投資」
自分で自分を高める。自分で自分に投資することですが、本当に自分を高めて、それを利益のでる投資にするには自分の覚悟と気合が必要です。
私は、「自己啓発」「自己投資」として、どれだけ「自己浪費」をしてきたか分かりません。
それは、その先の自分の姿が見えていないことが多かったからと、もうひとつ大きな原因がありました。
自己啓発、自己投資という甘い言葉
自己啓発は自分で自分を高めていくこと。
現在の職業などに役にたつような知識などを身につけ、更に磨きをかけることです。
更に磨きをかけるということは、当然ながら現在の自分を上回ることです。
いわゆる、コンフォートゾーンから抜け出さなければいけないです。
今のあなたの意識の状態を変えなければいけないのです。
それは辛いことが多いです。
という事は、その辛さに立ち向かう覚悟が必要になりますよね。
自己啓発に自己投資すれば、あっという間に自分が変わることができて、新しい人生が開ける。
そんなふうに思っていても、自分が行動しなければ何も変わりません。
私が社会に出て勤務した職場で自己評価票を記載するときに「自己啓発」という欄がありました。
その時、その「自己啓発」の意味が分からず、同僚に「自己啓発って具体的にどんなことをかけば良いの?」と聞いたことがあります。
同僚は「日経ビジネスを読んでいるって書いた」と言っていたので、本を読めば良いのか…と思ったのですが、本を読んで何を得たのか?が重要だったのです。
読むだけなら字面を眺めるだけでも「読む」ということになります。
でも、そこから何を考え、何を学んだのか?
それが重要なのです。
そして、学んだことをどのように活かしていくのか?
知識を得ただけでは、土に種を植えこんだだけです。
そこから、芽を出して花や実をつけなければなりません。
種を植えて、その種はそのまま腐ってしまうかも知れません。
それと同じで、学んだことをそのままにしていたら、その知識は役に立てる場所がなくて古くなり、せっかく身になる投資だったはずなのに、単なる無駄遣いをしたということになります。
投資にすらならないって悲しいですよね。
何のために自分を高めたいのか?
高めた先には、どんな自分でいたいのか?
それで何をしたいのか?
いつまでに理想の自分になりたいのか?
学びは何のためにするのか?
それを学んで、自分はどうなりたいのか?
学びの手段や機会はたくさんあります。
でも、それを学んで自分のものとするのは、あなた自身で、たったひとりです。
コーチやコンサルがついているとしても、それは伴走してくれるだけです。
あなたが立ち止まったら、そこで終わりです。
心にゆとりを持って行ってください
何とか今の状況から脱出したい!自分を変えたい!
そんな氣持ちをもって自己啓発を始めると思います。
でも、明日の食料にも困るような状況で始めるものではありません。
心と生活、そして資金のゆとりを持ってください。
私は、明日の食料にも困る状況の中、何とかして脱出しなければいけない。
この投資は将来的にプラスになるものだと思って、大きな自己投資をして自己啓発をしようとしました。
でも、明日のご飯に困っている状況なので、常にお金の心配があります。
今の生活を維持することに精一杯の思考では、考えることが偏ってしまうと言うか、柔軟に考えられなくなります。
自己啓発をして、あっという間に新しい自分に変われれば良いのですが、長い間の自分を変えるには、それなりの時間が必要です。
その間の生活の心配をしながらでは苦しいです。
私が多分一生のうちで一番大きな自己啓発を始めた時は、明日のご飯に困っている状況でプラスマイナス0ではなく、マイナスの状態でした。
だから、その時の私に必要だったのは、自己啓発ではなく、行政の支援でした。
まず、ギリギリの状態でも足元を整える。
そして、少し心と生活にゆとりが出来てからの自己啓発です。
あなたは、私のようにマイナスの状態ではないと思います。
でも、本当にその自己啓発が必要であるのか?
その先の自分は本当になりたい自分なのか?
それは、あなたの最高価値に合っているモノなのか?
それらをしっかりと考えてください。
とは言え、自己啓発・自己投資は行った分だけ自分に返ってきます。
心と時間、お金のゆとりを持って、楽しみながら始めてみましょう。
何をしたとしてもしなかったとしても、あなたは間違っていません。
※私の一押しの自己啓発(?)です。
Dr・ジョン・F・ディマティーニ博士から直接学べる意識改革の機会です。
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