東日本大震災から10年。人の強さと優しさ、笑顔を守っていきたい

東日本大震災から10年。

突然の揺れから、今までに見たことのないような状況になっていました。

当たり前のように食料が並んでいた、スーパーやコンビニの店頭から食料やお水が消えて、今までどれだけ多くの物や人に助けられていたのかを感じました。

生きている奇跡。

何でも手に入るありがたさ。

それらが一瞬で失われることがあること。

そして、そこから這い上がる人の強さ。

どんな状況でも自分に出来ることは何か考える

東日本大震災後、さまざまな人からメッセージや物資が被災地に送られたようですが、テレビのない我が家は見ることが出来ませんでした。

ても、テレビがなくて幸いしたと思います。

テレビで悲惨な現状ばかりに気出して伝えられるのを見ていたとしたら、絶望的な気もちから抜け出せなかったかも知れません。

Dr.ディマティーニ博士は言います。

どんなところにも希望がある。

チャレンジの裏には人とのつながりの強化などの幸いがあると。

噂などに踊らされることなく、損失または獲得という幻想に生きないように、客観的に物事を見て判断しなさいと。

そして、その惨状を糧にして感謝に変える力があることを信じて疑いませんでした。

今では、これらの言葉の真実が感じられるのですが、当時なら何を言っているのか意味が分からなかったでしょう。

当時、Dr.ディマティーニ博士は、日本のファシリテーターたちと共に、石巻市に駆けつけました。

自分たちに出来ることをするために。

人々の心を癒すためにディマティーニ・メソッド®︎を行うために。

悲しみの裏の恩恵を知る技術

メソッドを使う博士の対応は優しいとは言えません。むしろ、冷たいです。

起きたことに対して、自分の中でイロイロ考えて語りたくなる私には辛く感じます。

でも、その冷たい対応こそが、思考をニュートラルに保つ鍵です。

博士は被災した人たちを被害者とは扱わないのです。
被災者と認識していないからです。

被災した人たちひとりひとりにディマティーニ・メソッド®︎を行い続けたそうです。

目の前で家族を流されて涙にくれていた人の涙が止まったと聞きました。

全ての出来事は、悲しみや苦しみだけではなく、同時に同じだけの恩恵があるのだと気がつくのです。

最終的に感謝となります。

 

私なら、ずっと文句を言い続けているでしょう。

感謝よりも自分のデメリットを先に見つけて、大げさに捉えて悔やむ。

ディマティーニ・メソッド®︎はその偏った認識のバランスを整えるのです。

悲しいことを話ししていると、その「可哀そう」な自分に酔って、ますます可哀そうな自分を作ってしまいます。

そんな感情がリセットされるのでしょう。

自らの使命に目覚めて使命に生きる決意をする

実際に私が見たのではなく、同行したファシリテーターの人が教えてくれたことですが、

家族の数人が流されて、悲しみに暮れていた女性が、博士との約2時間のディマティーニ・メソッド®︎後、心からの感謝をもち、自分の使命に目覚めて、その使命に生きることを誓ったそうです。

スゴイですよね。

この話を聞いて鳥肌がたちました。

避難所にいて、自分がどうなるのか分からない状態なのに、他人のことを考えて、力になろうと行動する女性。

人の強さ温かさを感じます。

自分の事しか考えられずに、ひらすら絶望に陥っていたあの時の私に教えたいです。

そんな私も、今では絶望の裏の希望や恩恵を感じることが出来るようになりました。

思い込みが強すぎて、人の意見に左右されていたことが良く分かりました。

そして、「トレインド・ディマティーニ・メソッド・ファシリテーター」の認定を受けることができました。

ディマティーニ・メソッド®︎をセッションとして提供できるようになったのです。

ご興味のある人がいらっしゃったら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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