人生の転機に人が離れて行ってしまうのは悲しいけど嘆くことはない

数年前、自分がすごく小さく思えて、なぜ私はこんな人間になったのだろうと、毎日クヨクヨ考えていました。
何でもかんでも環境や人のせいにして過ごしていたのです。

心配してくれていた友達が眩しくて、また、同情されているようにも感じていました。

それだけなら、まだマシだったのに、自分を憐れんでいるように思えてきたのです。

そして、しまいには、蔑まれているのでは?と思い込んでしまいました。

思考がマイナスマイナスに進み、どんどん悪く考えていったのですね。

気がついたら一人ぼっちになっていました。

思考のバランスが崩れて、正常な判断ができない

どれだけ心配してくれている人がいても、自分自身が受け取ろうとしなかった時、人は慣れて行ってしまいます。

また、何もかも順調に進んでいる時には、ずっとずっと良い状態が続くと思い、のぼせてしまうことがあります。

その状態は、自分に自信がありすぎて、知らずに人を見下しています。

そうなると、やはり人は離れていきます。

人を羨ましいと感じている時。
自分に自信がありすぎる時。

どちらの場合も、自分の思考のバランスが崩れています。

でも、その時には思考のバランスが崩れているとは、これっぽっちも思いません。

だから、また人や環境のせいにしてしまいます。

私の場合、後から思うと、どちらも私の人生が大きく変わった時期でした。

この時期にどのように人を大切にして、自分も大事にしながら、次を見据えて過ごすかにより、次の行動が大きく変わります。

人間関係においても同様です。

悲しみの中から得ること

結果的に一人になってしまった私ですが、その中からも得たことがあります。

友人以外の人からのサポート、心遣い。
そして、謙虚になる心と思考のバランスをとる重要性。

人生で起こること。
それは全てあなたに何かを使えてくれているのです。

すぐには分からなくても、必ず必要な事なのです。

私たちは、常に天から与えられた使命を生きているのですから、起こることや行動、全ては自分で選んで決めています。

それは、必要だからです。

そういう私も、全く理解できず、なぜ私だけ?と思い続けていました。
ともすると、今も思いがちです。

そんな時、物事のバランスを整えるために落ち着いて見直します。

自分が悪いことと認識したその出来事で得られたことは何だろうか?

自信満々で進めていることでも、そのことによって困っている人はいないだろうか?

人が離れていき、ひとりぼっちになっても、そこから得られることがあるはずです。

思い込みにより安心していたが、離れていくのが良かった人もいる

また、結果的に離れて良かった人もいます。

お金を貢がせるために近づいてきていた友人がいました。

同性だからと気を許してしまったんですね。

ここでも、同性は大丈夫という思い込みがあったのです。

後で知って、背筋が寒くなりました。

人と知り合うのもタイミングです

その時に必要な人が引き寄せられます。

ソウルメイトと思える人と出逢ったとしても、一瞬のお付き合いということもあります。

ものすごく気が合い、会っていると楽しくて、自分を高められる気がする。
それが、ずっと続くと思っていても、あっという間に離れてしまうことも。

でも、悲しむことはありません。

その凝縮した期間に、あなたに大切な事を伝えてくれています。

あなたの内面が変わるたびに、出逢う人・去る人が現れます。

離れることになったとしても、一瞬一瞬の出逢いに感謝して、誠意をもって付き合っていきましょうね。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。


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