これをする!そして、今までとは違った自分になるのだ!と決めても、なかなか動けない。または、なかなか結果が出ない。
そんな時ってありますよね。
それは、あなたの頑張りが足りないのではなく、あなたの潜在意識が抵抗しているのです。
潜在意識と顕在意識が行動を決定しています
わたしたちは「顕在意識」と「潜在意識」という2つの意識で動いています。
「顕在意識」とは、自分で認識できる意識です。
例えば、
〇今日は靴を買いに行こう
〇参拝に行ってこよう
など、自分で行動を決めると、それは、顕在意識が決意したということです。
「潜在意識」とは、自分でも認識することができない意識です。
無意識に動いているってことはありませんか?
直感や、「好き」「嫌い」などの感覚など、あなたの記憶の中に深く残っていることから決意したことです。
例えば、
〇この道を通りたくない
〇コーヒーにミルクと砂糖を入れる
など、無意識に決意した行動は「潜在意識」が作用しています。
先の、靴を買いに行こうと顕在意識が決意した裏には、「足が痛い」とか「着たい服に合う靴がない」などの潜在意識が動いているってことです。
しかも、驚くことに、私たちの行動のほとんどは、この無意識の「潜在意識」が決めていると言われています。
その割合は、9:1。
私たちの行動の90%以上は「潜在意識」さんが決定しています。
ということは、いくら表面上で「やる気」を出して、行動しようと決めていても、潜在意識が「やる気がないな」「行動したくないな」と思っていれば、やる気をだして行動するというのは難しいということになります。
潜在意識は現状維持を最優先にします
潜在意識は、行動して変わった後のベネフィットよりもデメリットのほうが大きいと信じているのです。
行動することによって、自分が変わってしまう、夢が叶ってしまうと潜在意識は知っています。
<参考> 変われると分かっているから潜在意識が変わりたくないと拒絶している
潜在意識は、あなたを居心地の良い場所に置いておくように働きます。
何か行動して変わってしまうことは、今まで経験したことのない域に行ってしまうかも知れません。
そして、そこまで行くために、いろいろな苦労や努力をしなければいけないと感じ、それは危険だと判断してしまいます。
なので、コンフォートゾーンを守ろうとします。
その居心地の良い場所から出てしまうような危険を感じたら、全力で外に出ないように働きます。
潜在意識は現状維持が仕事だからです。
潜在意識を錯覚させていきましょう
潜在意識と顕在意識の考えていることがバラバラなのであれば、一致させれば良いのです。
潜在意識を顕在意識の考えていることに合わせれば良いのです。
錯覚させるのです。
デメリットが大きいと感じているのだから、反対にベネフィットが大きいと錯覚させるのです。
そのためには、行動した後に待っているデメリットを書き出します。
そして、そのデメリットをしっかりと自分で認識して、更に、たくさんのデメリットを受け入れる覚悟があるのか?と自分に問いかけるのです。
ここで、やっぱり、今のままの方が良いと思えば、それを望んでいるのだし、そのデメリットを受け入れても行動したいと思えば、少しずつ行動に移していくのです。
少しずつ行動に移して、行動しても安全だということを潜在意識に認識させます。
すると、潜在意識は、行動した後も変わらずに安全に過ごせると錯覚して行動することに抵抗が少なくなります。
潜在意識は急激な変化を嫌がります。
徐々にのほうが良いことがあるのです。
そして、少しずつの行動と供に、行動した後の自分の姿をイメージしたり、アファメーションで、行動した後の自分が当たり前だと錯覚させるのです。
変わった後の行動を先取りするのです。
そうすると、その自分の姿になるためには、その手前に待っている危険は受け入れなければいけないと、更に覚悟も定まり、それらを危険とすら感じなくなってきます。
行動できないのではなく、行動すると危険だと認識してしまっているのです。
行動した後に待っている素敵な現実を想像・妄想してニヤニヤしながら行動していきましょう。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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