いくら良い言葉を聞き、最良のアドバイスをもらったとしても、あなたの中で違和感があれば、それはあなたにとっての最良の言葉にはなりません。
同じ言葉を聞いて気づく人と気づかない人は何が違うのでしょう。
同じ言葉で同じ行動を取った人
10年以上前に「イヤな仕事は絶対するな!」というタイトルの本が話題になりました。
この本を読んで、即座に職を辞めた友人がいます。
現在、ひとりは自分の子供の頃から思い描いていた仕事をしています。
でも、その仕事は、誰かに与えられたものではなく、自分で作り出したのです。
もう一人は、ず～っと自分にしか出来ない仕事があるはずと言いながら、何度も転職をして就いた仕事を、「イヤだけれど生活のために仕方ない」と嫌だ嫌だと言いながら続けています。
同じ言葉で即座に同じ行動をとった2人。
どっちが良いとかはないですが、ひとりは、「じゃあ、好きな仕事をする！」と、仕事を自分の好きに向けて変えていったのです。
もう一人は、好きな仕事というものを探し続けているのです。
自分で気付きを得て学び続け行動し続ける
私は、好きな仕事を探し続けていました。
好きな仕事というよりも、私だけにしか出来ない仕事と言った方が良いです。
そして、それは、誰かが知っていて与えてくれると思っていたのです。
「100％希望通りなんて絶対にないから」
とよく言われます。
自分でも分かっているのですが、それでも、希望通りを探し求めていたのです。
好きなことを仕事にすればいい！と考えるのですが、自分の好きが何なのかが分からなくなり、どうにも上手くいかずに、やっぱり無理と諦めます。
この時に、何が無理なのか、上手くいくためにはどうするべきなのかを考えればよかったのです。
誰か第三者にダメな原因などの教えをいただくのもアリだったと思います。
でも、私は誰にも聞かず、自分の力だけで何とかしようと考えていました。
自分のことだから、当然だと思っていたのです。
だから、ダメなら、また新しいことをしなければいけないと思い、そのために教室に通ってみたりしました。
そこでもまた、教室に通えば何とかなると、また誰かが与えてくれることに期待していたのです。
自分で決めたのなら、とことんやってみる。
素直に謙虚にアドバイスをいただく。
でも、人に依存するのではなく、自分で気付きを得て学び続け行動し続けなければいけません。
誰かの協力は必要です。
でも、頼り切ってはダメです。
人の教えを聞いて、それに従うだけではなく、自分の頭で考えて、自分の足で踏み出すのです。
そして、「諦めない想いがあるかないかで結果は全く違ってきます」
目的にフォーカスし続ける
人の言葉を聞いて、これだ！と思って目的を決めて行動しても、その途中の全ての行動が好きという人は、そんなに多くないと思います。
その好きでないことにスポットを当ててしまっては、好きなことも嫌いなことになってしまいます。
そんなことにならないように、あなたがその目的や行動を選んだ理由や、何を目指したいと思ったのか？ あなたの価値観などに立ち返ってみましょう。
あなたの目的や価値観のために、嫌いなこともこなさないといけないかも知れません。
嫌いな業務をすることで、あなた目的に近づけるのかも知れません。
目先のことだけにスポットを当てるのではなく、あなたの「目的」にフォーカスするのです。
目の前の辛さや苦しさは伏線なのかも知れません。
だから、苦しさではなく、目的に到達した時の楽しさと喜びを感じ取り、そこに自分の心を置きましょう。
そうやっていくと、あなたは人の言葉で気づいた人になるのです。
あなたも自分で気づいてください。
と言うか、もう既に気づいている、知っているのではないですか？
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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