ただ起こったことを判断しているのは自分の思考です

「世界はバランスでできている!」という書籍があります。
ジョン・F・ディマテーニの著書を、日本のプロモーターである岩元貴久さんが翻訳されています。

私は、この本が大好きです。

どこが?とか、何が?と言われても、とりたてて「これ!」というものはないのですが、全体にわたってバランスをとることの大切さを気づかせてくれます。

起こったことを判断しているのは自分の価値観

世界はバランスでできているというタイトル通り、全てはバランスだということを、ジョンの体験を踏まえて説明してます。

ただ起こったこと、それを「良い」「悪い」と判断しているのは、自分自身がそうやって捉えているだけだと再認識します。

例えば、先日、職場の窓ガラスを磨きすぎて真っ白にしてしまったことがあります。

それは、ただ、磨きすぎて真っ白になった。という出来事です。
そこから派生して、こんなことしなければ良かったとか、みんな骨折り損のくたびれ儲け状態の私を笑っているかも知れないなんて思うのは、私の心のなかで判断しているからです。

そして、もしも、誰かが「こんな真っ白にしやがって!」と思っていたとしても、同時に「綺麗にしようという気持ちが嬉しかった」と称賛してくれる人もいました。

「良い」「悪い」は勝手に自分が決めたことだし、その出来事によっての周りの捉え方もバランスがとれていたんですよね。

このように、自分が何に価値を置いているかによって、物事の捉え方受け取り方が変わるのです。

あなた自身の価値観を理解して価値観に照らし合わせて物事を考えれば、起こった出来事で気持ちがグラついた時、何のどこの部分に自分の心は反応したのか?と冷静に考えることができます。

その上で対処していくことが可能です。

とすると、価値観を知り、出来事に反応した自分の気持ちを分析できれば、次に取る行動や言葉は、物や人を攻撃するのではなく、優しい言葉に変えることも可能です。

そして、自分の心が大きく痛むことや変な行動をとることなく、更に人間関係も波風を手てることもなく保てます。

全ては、自分の思考で勝手に判断していること。

そう知るだけでも、とらえ方が変わるような気がしませんか?

身体も自律神経の働きがバランスを保っている

わたしたちの身体の働きに大きく関わっている自律神経って聞いたことありますか?

自律神経は交感神経と副交感神経に分かれていて、交感神経は行動などやる気を出すことに大きく関わり、副交感神経は睡眠などリラックスすることに大きく働いています。

このふたつの神経のバランスが崩れたら、眠ってばかりなど、やる気が出ない状態が続く、もしくは、常にやる気満々で寝る間も惜しんで働き続け、精魂尽きてしまうと言う状態になりかねません。

このように私たちの体も自然にバランスが保たれるように働いているのです。

もしあなたが今、やる気がおきないとか、何となく停滞している感じがすると言った場合や、やる気や地震に満ち溢れ、周りの人となんとなく上手くいかないと言った状態が続いていたとしたら、それは、物の捉え方や身体のバランスが崩れているのかも知れません。

身体のバランスを整えるのは、身体の専門家に任せば何とかあるのですが、心のバランスを整えるのは、あなた自身でないとできません。

少しずつでも価値観と物事の捉え方を意識して過ごしてみましょう。

※バランスのとり方って難しいですよね。

私もディマティーニメソッドを知って、ようやく少しできるようになりました。

辛いことがありますが、心が楽になります。

詳細はこちらです。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。


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