あなたは自分の居場所を探した経験はありますか?見つかりましたか?

あなたには、自分の居場所はここだ!って思える場所はありますか?

私の自分の居場所は。。。

ありません

てか、本当はあるんです。

それに気が付いていなくて私はグルグル巡っていました。

では、居場所ってどういうことで、どうしたら探せるのか考えてみましょう。

わたしには席がないのよ

「この頃、わたしは誰なんだろうって思うの。

あたしは誰で、あたしの居場所はどこにあるんだろうって。

あたしには...席がないのよ」

名探偵コナン「天国へのカウントダウン」から
灰原哀のセリフ

私はこのセリフを聞いた時に、涙ぐんでしまいました。

もちろん、映画の登場人物である灰原哀ちゃんが生きている社会の中に自分の席がないって言っているんだなって思うと、私もこの社会に席がないのよ。。。って悲しくなりました。

自分の居場所はどこだろうって、子供の頃はよく考えて探していました。

このまま家に居続けられるのだろうか?

大人になったら私はどこに住めばいいのだろうか?

学校では誰にも声をかけられずに、ただ居るだけ。もし私が休んだり病気になっても誰も困らないし心配もしないだろう。だったら、学校には私の居場所はない。

そんなことを考えていました。

大人になったとしても居場所探しをしなければいけないのであれば、このまま両親に守られて家にいれば、とりあえず自分の居場所はあるのだから、大人になんてなりたくないって。

部屋に閉じこもれば時間も止まる気がして、数日間、閉じこもったこともあります。

今になって思い起こすと、何で閉じこもれば良いと思ったのか分かりませんが、私は、それだけ居場所というものを大切にして探し求めていました。

ひとりで部屋を借りて住むようになれば、そこが自分の居場所になるのかと思っていましたが、どこに住んでも居場所にはなりませんでした。

自分の居場所って、現実にいる場所って意味だけではなく、心の拠り所というか、心が穏やかに安心して過ごせる時間と空間ではないでしょうか。

自分の思考や行動、もちろん着るものや食べるものなどが、誰にも強制されずに自由で居られる空間。

特に、思考を邪魔されたり、「それは違う」なんて言われた時には、「ここは私の居場所ではない」って思います。

でも、レンタルスペースなどにいても、誰にも邪魔されずに好きなことを考えて、仕事したり本を読んだりしていると、そこが自分の居場所のような気になります。

そんな自分が心地よく過ごせる時間と空間が居場所になるのではないでしょうか。

自分の居場所はどこに行けば見つかるの?

自分の居場所は探したり、見つけようと思って見つかるものではないです。

自分で作らないといけません。

作るって言うのも、少し違うかも知れません。

あなたが居場所だと感じることが大切なので、作ろうとするのではなく、自然に居場所になっているっていうのがシックリきます。

それは、あっという間に出来ることもあれば、長い長い年月を重ねて、ようやく自分なりに居場所と思えるところができることもあります。

もしかしたら、他人にとってはゾッとするような空間かも知れません。

でも、あなたにとって居場所だと思えば、そこが、あなたの居場所です。

誰かに、「ここがあなたの居場所です」って言われるところではないし、言われたとしても、あなたは「違う」って思うかも知れません。

長い時間がかかっても、自分で作り出さなければいけないと覚悟していれば、私は、もっと楽しく生きられたのではないか?って気がします。

でも、「後になって思えば」ってことなので、そうやって居場所を探して右往左往した経験があるからこそ、いまの居場所の大切さが分かるようになったのです。

自分にとっての最高価値が居場所を作る

他人にとって、最悪って思うところも、あなたにとっても居場所と感じられるのは、その場所や時間があなたの価値観に合っているからです。

あなたの周りを見回してみてください。

あなたが気に入っているものや重要だと感じているものを近くに置いていませんか?

そんなふうに、自分の価値観に合ったものを近くに置いて、すぐに手に取れるようにしたり、近くにあるって思うだけで安心ではないですか?

価値観に合ったことをしている時間や場所

それがあなたの居場所と感じる空間です。

だから、あなたの最高価値に生きていると、居場所を探そうとか作り出さなければいけないって思わなくても、自然にあるべきところに居ることになります。

私は、誰かに認められた場所や、誰かがいいね~って言ってくれる場所を居場所にしたいと思っていた気がします。

だから、いつまで経っても自分の居場所が見つからず、探し回っていたのです。

そりゃ、見つかるはずありませんよね。

他人の価値観を自分の中に投影していたのでは、自分の潜在意識が「違う」って知っているので、心から居場所って思えなかったです。

今は、ここは自分の居場所ではないって思っても、最高価値と結びつけて考えています。

だから、「長い居場所にはならないかも知れないけれど、今は自分の居場所なんだから、少しでも心地よくしよう」って思いながら過ごすようにしています。

そうすると、居心地の悪い空間も、自分の居場所に感じてきます。

あなたも、あなたの価値観に合った、自分だけの居場所で生きていきましょう。

 

最後までお読みくださいましてありがとうございます。


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