引き寄せが上手くいかないと思った時は、その目標があなたの価値観と合っているのか確認してみてください。
引き寄せが上手くいかないと悩む人の多くは、その目標が現実的ではなくて、現実的ではない目標・ファンタジーを求めているのです。
痛みも目標までの道筋
何かを達成するためには、そこに「痛み」が伴います。
ファンタジーを求めていると、目標をもって成功を引き寄せると決意しても、それに伴う「痛み」は取りたくないのです。
それで、痛みが起こると、「ワクワクしないから、これは自分の目標ではなかったのだ」と感じて、簡単に諦めてしまいます。
本当に価値観と合っている目標であれば、道の途中でおこる「痛み」も目標までの道筋のひとつだと分かるのです。
目標の実現のために、何でも受け入れるという覚悟を持てます。
痛みと快楽の両方を受け入れた時に本当の目標を持ったということになるのです。
痛みを取りたくないと避けて、楽しくワクワクして楽なことのみ受け入れたいと思うのであれば、それは現実ではない目標・ファンタジーを求めているのです。
痛みも受け入れる覚悟
私は声優になりたくて、それを本格的に目標に設定したのは、ずいぶん大人になってからでした。
大人というより、声優業界では、もう老人と呼ばれるような年齢です。
だから、受け入れてくれる養成所すらなく、見た目や年齢だけでスルーされていました。
実力も伴っていなかったのだと思いますが、それでも、どうしても諦めきれずに、何としてでも挑戦したいと思ったので、生活の全てを賭けて目指しました。
正社員を辞めて、バイトや派遣を掛け持ちして、朝、目が覚めた瞬間から発声練習が始まり、昼休みは食事も摂らずに滑舌練習。
情報を得るために、嫌いな飲み会などに出かけるなどなど。
私にとっての痛みがたくさんありました。
それでも、目標の成功のためには…と必死です。
そのうちに、その痛みは価値観に合った痛みなので、次第に楽しくなってくるのです。
結局、声優にはなれなかったので、私の天命ではなかったのだと思いますが、今でも、その夢は諦めていません。
別の形で何かできないかと。
そして今は、stand.FMで声でメッセージを発信しています。
声優の真似事ですね。
でも、それを聴いて、誰かが元気になってくれるかも知れない。
癒されることがあるかも知れない。
そして、自分の夢も別の形で叶っている。
あの時「痛み」を受け入れたからこそ、今こうやって役にたっているんです。
自分で自分の世界を創造している
自分が本当にしたいことは何なのか?
目標や夢が価値観と一致しているのかが大切なんです。
価値観に合致した目標を見つけて、その目標のために何をしなければいけないのかを考えないと、他人に批判されることを恐れ、他人の価値観に合わせて、結局、他人の価値観に生き、自分の価値観は後回しとなり、何も成し遂げられなくなります。
夢や目標は、自分が叶えていくのです。
そして、自分で引き寄せていくのです。
何かが起こることを待つ。
誰かが叶えてくれる。
誰かの何かを引き寄せているということのではないのです。
自分で自分の世界を創造しているのです。
だから、ファンタジーを求め、また、他人の価値観を自分の中に取り入れて、それが、さも自分の価値観と思い込んでいるのでは、引き寄せが上手くいかなくなるのです。
今のあなたが欲しいもの叶えたいことは、あなたの価値観に合ったことですか?
最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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