自分の心と向き合う3日間で気づいたこと

Dr.ディマテーニのマスター・プランニング(MPL)というセミナーに参加しました。

博士が作った約2000の質問に答えながら自分の人生30年計画を立てていくセミナーです。

ひたすらPCに向かっての作業の中、

先に進むため、やろうとしていたことの情熱を持ち続けて行動するため

そして、

初めに抱いたトキメキ・キラキラした未来を忘れないため

避けては通れない作業であり、その過程の大切な時間であると実感しました。

その体験談と学んだことをシェアさせていただきたいと思います。

人生の7領域とステージの違う人たち

このセミナーは昨年も参加しました。

昨年は、博士が常々教えている、人生の7つの領域のうち、ビジネス・お金・家族にスポットを当てて考えて行くものでした。

でも、何の計画性もなく、行き当たりばったりで生きてきて、今さら計画を立てろと言われてもできないのです。

質問に答えていけば良いので私にも出来るに違いないと簡単に考えての参加だったのですが、最初の質問から「ごめんなさい」という感じで始まりました。

とてもとても辛い時間でした。

今年は、人生の7領域全てに渡って考えるというもので、日程も昨年よりも1日増えて3日間。

更に、コロナ禍でオンライン講義となったことで、オーストリア、ニュージーランド、アメリカ、そして日本の同時開催。

昨年のような苦行は嫌だと思っていたのですが、なかなか知り合うことのない世界の人たちが博士にどんな質問をするのか聞くのも面白いかも知れないと思い参加してみました。

すごく楽しく大きな大きな学びとなった3日間でした。

情熱あふれる人たちの波動が画面から伝わってくるのです。

でも、セミナーの間、感じていたのが、人生のステージの違い。

底辺で生きてきた私が遠く及ばない違ったステージで生きる人々。

眩しくて眩しくて…。

昨年の私なら、初日で脱落していたでしょう。

でも、私は学んでいます。
思考もニュートラルになれます。

ステージが違うなら、そのステージに立てる人間になればいい。

それが出来る私だから、今、ここにいることが出来るんだ」と。

成功するかしないかではなく、自分のやりたいことが大切

コツコツと一人で計画を立てていくセミナーですが、途中で行き詰まると、博士たちのコンサルが受けられます。

日本人からの質問には、博士か日本のコンサルタント。

私は、セミナー前に質問を準備していました。

ずっとずっと博士に聞いてみたかったこと。

でも、そんなことを聞いて良いのか分からずに、モジモジしていたけれど、これが最後となるかも知れないと思うと、今回は聞こう!と決意していました。

それなのに、一日目は様子見。
二日目もみんな博士のコンサルの順番待ちしているので、こんなこと聞けないな…と、モジモジ悩みながらワークに取り組んでいたのですが、やはり後悔すると思い、質問してみました。

対応してくれたのは、日本のコンサルタント。

テキスト内の質問をし、ついでに…と、用意していた質問ではないけれど関連することを聞いてみました。

その時、「これは、成功するためだけの計画ではなく、自分の価値観にそって、やりたいことで満たすための計画だから」と言われたのです。

その瞬間、「そうなの?」と気が抜けたというか、大きな勘違いをしていたことに気がつきました。

そう言えば、「他の人と比べる必要は全くない。自分の価値観に沿った生き方をするための…」と散々説明されていました。

その意味が、腹の底に落ちた感覚でした。

私は「自分の価値観に沿って、心が望む計画を立てればよかった」のです。

それなのに、私は、自分の価値観にあった、成功するための計画作りをしなければいけないと思っていたのです。

その上で、ここで計画したことを基に、ビジネスや人間関係など、人生を成功させなければならないと。

常々、成功の定義は人それぞれだと、自分で思っていたのに、スッカリ、世間一般の価値観の成功に囚われていました。

もちろん、自分が考えた通りの計画を立てて成功すれば一番良いのだけれど、それよりも何よりも大切なのが

自分がどうしたいか

他の人と比べる必要はないのだと、散々言われていたのに「みんなちゃんとしたプランを立てている」と勝手に比べて、だから私はダメなんだと落ち込みながら、どんどん自分の心と離れた、他人の価値観に沿った計画を立てようとしていたのです。

それでは楽しいはずがありません。
軸が違うのだから。

自分の本当にやりたいことが分かったのなら自分に許可を出して生きていく

成功するかしないか、人に何と言われるか?これまでの常識など、それら全てを頭の中から一旦外に出し、その上で、もう一度ミッションステートメントに立ち戻り、私が何をするのが楽しいのか?何がしたいのか?

他人と、どんな関係になれば嬉しいのか?

どんなふうに仕事をしていきたいのか?

自分の考える家族とは?

など、そのために考えられる、いま出来ることは?と。

自分の心が喜ぶこと、私がこの世で成し遂げたいこと、これがミッションと呼ばれるものではないか?と自分で自分に問いかけながら、入力を進めていくことになったのです。

出来る出来ないではなく、やりたいことを書き出す

途中で絶望的な想いに囚われてしまうこともあるけれど、どこが絶望なのか?

なぜそんな認識になるのか?

ひとつひとつ自分に問いかけて、解決しながらすすめることができるようになっていました。

そして、誰かの助けが欲しいと感じた時には、すぐにアドバイスしてくれる人がいる。
こんなに心強いことはありませんでした。

だから、昨年は苦行でしたが、今年は楽しく取り組むことができたのです。

でも、セミナーで作ったら終わりではなく、日々、更新していくことが大切なんですけどね。

何かを思いついた時には、すかさず書き留める。

それを見直して、更に細かく計画をたてていく。

そして、計画するだけでなく行動する。

どんな素敵なミッションステートメントだとしても、行動しないと、どんなことも叶いません。

なるほど、なるほど…と、いちいち納得の連続でした。

 
でも、わたしの用意していた質問は聞けないまま。

心がモヤモヤのままで最終日。

ようやく運営スタッフの人にチャットでメッセージを送ることができたのです。

この送ったメッセージで更に、私の心が開くことになったのです。

 
長くなったので、続きます。


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