諦めるのではなく見切りをつける能力をつけましょう

数年前にキャリアカウンセラーの講座に参加したことがあります。

自己開示が苦痛で途中で辞めてしまったのですが、今から考えると、とても貴重な講座で貴重な体験でした。

その時に、「働くうえで大切な考え方」についてディスカッションのようなことをした時、私は「見切りをつける能力」と話したところ、先生に「ちょっと意味が分からないけれど…」と言われました。

でも、その後、「これは、とても深い考えで大切な事かも知れない」って訂正していただきました。

どんな時に見切りをつけるのが良いのでしょうか。

仕事に見切りをつける

見切りをつけるというと、仕事を辞めて転職するって考えますよね。

どうしても合わない会社や仕事は、体調不良や精神の不安定など、心身ともに様々な症状が出ることがあります。

そうなったら、職場を離れるのも手だと思います。

というか、早々に離れないと、元の職場に戻るどころか新しい場所にも対応できなくなることがあります。

その時の心身の状態を見て、見極めないと大変です。

でも、その前に、現在の自分の仕事について考えてみましょう。

作業時間の見切り

責任感が強い人ほど、「自分が頑張らなければいけない」「ちゃんと仕上げなければいけない」など、がむしゃらに作業に取り組んで、自分の電池切れになりがちです。

また、電池は切れていないけれど、納期に間に合わなくなって残念な結果に落ち込むことにもなります。

自分の力で出来る範囲を見極める力を持ち、納期と自分の力を考えて、早々に見切りをつけて助けを求めたほうが良いですよね。

そこでプライドを重視していても、時間に間に合わず余計に傷つくことになります。

能力の見切り

自分の力を過信して、必要な知識をつけようとしないなどで、能力不足のこともあります。

とすると、仕事の出来が悪くて、上司などから見下されるなどになるかも知れません。

また、知識をつける前に大きな仕事を任された場合、自分には大きすぎると感じたら、すぐに助けを求めましょう。

全く自分で行動しないのは論外ですが、アドバイスを受けて知恵を借り、そして自分の知恵としていけばいいのです。

ウンウン唸りながら作業に取り組んで、ギリギリに助けを求めるよりは、あなたが必死に取り組んでも難しいと感じた時に、早めに自分の能力に見切りをつけて助けを求めることも必要です。

その時は悔しいかも知れませんが、次に活かしましょう。

能力と似ていますが、そもそも自分に向いていない、好きではない仕事に取り組むのは大変です。

そんな時は、見切りをつけるのが得策だと私は思います。

他人に見切りをつける

他人まかせの考え・生き方では、あなたらしく生きることができません。

だって、他人の最高価値を重視して生きることになりますから。

他人に見切りをつけるというよりも、他人に依存することに見切りをつける勇気と能力を持ちましょう。

という事は、自分を信じて行動するだけで良いんです。

これは楽しいことですよね。

簡単に諦めてしまうのは感心しませんが、全力を尽くしてみた上で、自分の手に負えないと思ったら、素直に見切りをつけて、助けを求めてみましょう。

見切りをつける能力と言っても、いろいろな考え方があると思います。

あなたは、どんなふうに考えますか?

自分自身を知って充実の生活を送るためにも必要な価値観と後悔

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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