いま、夢中になっているアニメがあります。
ひとつは「魔法使いの嫁」。
最後がドロドロして良く分からなかったけれど、とにかく良かった。
「神達に拾われた男」「夏目友人帳」
なぜ夢中になったのか、その共通点を探してみました。
孤独な主人公
アニメに限らず、物語の主人公は孤独な人が多いような気がするのですが、夢中になっている3つのアニメの主人公も、最初は孤独です。
ちょっと人と違った能力をもち、そんな自分をどうして良いのか分からない。
世間から気味悪がられ受け入れてもらうことが難しく、我慢しすぎ、優しすぎなどで、孤独に生きてきた主人公。
諦めかけていた時に、救いともいえる転機が訪れる。
そして、信頼できる仲間と出会い、自分の力を発揮できる場所を作っていき、自分の居場所を見つけるという展開。
なんて理想的なんだろうとホッとします。
アニメだから自然な流れなのですが、その中で、この先どうなっていくのだろうかとドキドキハラハラです。
行動するから転機が好機になる
転機がおこったからといって、すんなりと居場所が与えられたわけではなく、主人公はその場所で自分の出来る限りの行動をとります。
でも、それは、自分のためというよりも、周りの人たち愛する人たちのためです。
誰かを思ってその人のために自分に何ができるのか考えて行動する。
と言うか、考える前に身体が動いてしまっているといった具合です。
やはり、行動することでしか現状は変えられないのだなって感じます。
行動していくからこそ、周りにも知ってもらえて信じてもらえる。
そして、愛することで他人も力を貸してくれて愛を返してくれます。
自分に何ができるのか?
自分の持てる力を尽くして人に貢献するのです。
羨ましい自分が出てくる時こそチャンス到来
アニメの最後に「良かった~」と思うのと同時に、「良いな~」という羨む気持ちが表れます。
そこで、「じゃあ、私も人に貢献できることが考えて行動していこう!」と思えれば、ひとつステージを上げるチャンスです。
考えるという事は、自分に問いかけ内観することになります。
内観すると過去の様々な想いが蘇ってきます。
楽しかったこと辛かったこと。
でも、そこで今の自分に立ち返り、いまの気持ちを見るのです。
過去の記憶の中の出来事の何が原因で、進むのが怖くなっているのか?など。
分かっても分からなくても、その感情そのものが重要ではないかと私は思います。
だって、そんなにすぐに分かるわけないじゃないですか。
てか、分かったら辛い想いが長引かないと思うんですよね。
内観を続けて、徐々に気づいていけば良いだけです。
だから、せっかく感動して「羨ましい」って気持ちが起こったのなら、じゃあ、自分は、その何が羨ましいのか?そして、どうなりたいのか?ってことに気づく時がきたのです。
アニメから気がつく自分の心
私の場合、これらのアニメを見て、自分の居場所を見つけた主人公が羨ましいと気がつきました。
人のために行動して、自分の能力をいかして、今まで受け入れてもらえなくて嫌いだった自分の全てを受け入れて行動していく。
そして、仲間の中に自分の居場所を見つけて守っていく。
そんなふうに、私も自分の居場所が欲しいんだ。見つけたいんだって気がつきました。
それが私の最高価値かも知れません。
私が考えている理想とする居場所は、物質面だけでなく、精神面も含めて安心して過ごせる場所。
だから、自分が安心して居ることができる心の在り方や、身体を休ませることが出来る場所。
そんなところを見つけているような、いないような…という現状なので、これから確立できるように行動していかなければと感じています。
深いアニメたちです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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