「物を片付ける・捨てる」と数文字のことが、とてつもなく難しいと感じることがないですか。
原因はイロイロあると思いますが、とにかく、捨てることを躊躇している感情を手放して、思い切って片付けると見違えるほど身の回りや心が整ってきます。
私も、ずっと気になっていた玄関と台所、クローゼット等の片付けをしました。
下駄箱は常に気になっていたところだったので、真っ先に手を付けたのですが、予想通り、もの凄く時間がかかりました。
もう、履かないだろうと思っていた靴は全て捨てたつもりだったのですが、まだ忘れていた靴がありました。
私の場合、貧乏性なので「もったいない」という思考が出てくるんです。
そして、それを優先してしまいます。
なんせ、子どもの頃「大きくなったら物を粗末にしない人間になりたい」と授業で発言して呆れられたくらいですから。
それを、振り切って、思いっ切り捨てました。
すると、一気に部屋の風が通り抜けた気がしました。
そして、それら片付けた場所が、今までとは違う空間のようになったのです。
何て表現して良いのか、光が差したとでも言った表現が合っているかも知れません。
片付けた玄関や台所など、電気が点いていないのに、明るく見えるし、つい視線や足が向いてしまうのです。
そして、そこに向かうのが嬉しいのです。
これは、新しい自分になり、次の次元に行く準備ができたのではないか?と感じました。
自分の気がこめられているモノを放っておくのは余計にもったいない
クローゼットや引き出しの奥深くに仕舞い込んで、存在すら忘れているモノたちってありますよね。
それを使わずにいるということは、部屋の一部分を必要のないものが占領していて、余計にもったいないことだと思いませんか。
使わないものは、そのモノにとってはもちろん、自分にとってもマイナスです。
自分の気がタップリと含まれているけれど放っておかれる。
私の気を含んでいるという事は、自分の意識を使わないモノに分けていることになります。
古いものは、その当時は大切に思って価値をおいていたかも知れません。
でも、時が経ち、大切なもの・価値をおいていることは変わってきています。
時が経っても、なお価値を感じているモノは、既に身近においてあるはずです。
古い価値観の上で大切にしていたものは、価値観が変わった今、いったん全て捨て去っても良いのです。
モノには消費期限があります。
まだ使えるモノでも、あなたが使っていい期間は終了していることがあります。
古い気をずっと引きずっていては、新しい気が濁ってしまいます。
それって自分の意識も古いままで放っておくことになって、自分の本当に気がつけない・自分を大切にしていないことにつながります。
ずっと忘れていた物。
気になって思考の片隅にずっとある場所や物。
今の価値観に合わないと思う物。
思い切って見直してみましょう。
きっと、新しい風が入ってきますよ。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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